夏休み恒例行事
こんにちは!
ちぇりえです♪( ´▽`)
皆さんご存知の通り、
アメリカのセメスター(学期)は9月始まりです。
そして6月の中旬頃から夏休み、ということになります。
土日はもちろん休みなので、日本のように土曜日に学校に行くといったことはありませんでした。
というのもキリスト教信仰では土曜日に礼拝に行ったりすることが多く、
日曜日は安息日(=ゆっくり休息する日)のため家にいることが多かったです。
6月の中旬〜9月初旬まで休みということは2ヶ月強お休みがあります。
その休み期間を利用して私たち家族は日本に来るのが恒例行事となっていました。
母の実家が東京なので、東京が主でしたが父の実家の山口県に行くこともたまにありました。
私にとって日本に来る時の一番の楽しみがこれでした。
「コンビニ」
え?と思われるかもしれませんが、
理由は簡単です。
アメリカでは子供は一人で出歩けないから!!
州によっても異なりますが、13歳以下の子供は一人での留守番禁止であったり、
日本では考えられないような条例違反がありました。
また、ロスは車社会なので車でないと近くのお店にも行けないということもあり
コンビニ(やどこか)へ「一人」で行くことに強い憧れがありました。
それを叶えてくれるのが日本のコンビニなのです!!
来日した際には祖父母の家に泊まっていましたが、近くにあるコンビニは100mほど先のローソンでした。
時差ボケにより毎朝4時頃には起きていたのですが当時は24時間営業ではありませんでした。
なのでコンビニが開く朝6、7時になった瞬間に家を飛び出し
一人でお買い物をすることが本当に楽しみで仕方がありませんでした!
買いたいものは特にありませんが、何より一人で出かける楽しさと大人になった気分を味わえるのが最高でした( ・∇・)笑
毎日のようにコンビニへ通い、10円ほどのガムや飴を一つ買って家に帰る。
これをしばらく続けていましたが、ある日事件が起きてしまいます。
それは、
「お金が足りない事件」
スイカ味のガムを買おうとコンビニへ向かった私は、
いつもどおりレジへ向かい、いつも出勤しているアルバイト(であろう)お兄さんお会計をお願いします。
すると、
なんと「5円」足りませんでした。
足りないことにパニックになってしまい、
想定外のことが起きたことにより、どうお兄さんに説明していいかわからず
言葉も出ないまま一人でわたわたと慌てふためいてしまいました。
そうすると無愛想なお兄さんが
少しだけ口角を上げて、優しく「そのまま持って帰っていいよ」と
言ってくれたのです。
半泣きでお礼を伝えて走って家に帰り、おばあちゃんの膝の上に乗り
先程までの出来事を伝えスイカのガムを一つ口に含みました。
おばあちゃんにも一つガムをあげるとまた事件が起きます。
それは
「ガムが入れ歯にくっついた」事件です。笑
ガムと入れ歯の相性が悪く、入れ歯にべっっったりとくっついてしまったのです。
それ以降、私はコンビニへ行くことをやめました。(笑)
※5円を後に母が支払いに行ってくれたみたいですが、お兄さんが「いいですよ、僕が払ったので」とどうしても受け取ってくれなかったといいます。
そのお兄さんが今幸せであることを切に願います。
※今はわかりませんが、入れ歯の人はどうかガムを食べるときは注意してください。
くっつくとどうにもなりません。完全に取り除くことができず、祖母は入れ歯を新調しました。(ちぇりえ大反省)