アメリカのクリスマス
こんばんは!
ちぇりえです♪( ´▽`)
もうすぐクリスマスですね!
私はロスにいた頃からクリスマスが大好きでした。
クリスチャンだった、というのもそうですが
街の煌びやかな雰囲気とどこか心温まる、そんな雰囲気が大好きでした。
ロスの大抵の一軒家の場合、暖炉があります。
(温暖な気候なので使うことはほぼありませんが笑)
そのため、サンタクロース伝説を信じやすい環境下にあったとも言えます。
小さい頃の私の家のクリスマスを紹介します♪
まずサンタさんにお手紙を書き、欲しいものをリクエストします。(これは日本も同じですね。)
そして、両親、親戚や両親の仲のいい人たちからプレゼントをもらいます。
しかしすぐには開けてはいけません。
クリスマス当日の12/25にならないと開けてはいけないのです!
何だろう、とワクワクしながらクリスマス当日の朝を待つのでよりクリスマスが楽しい思い出があったのかもしれません。
ある時、小さかった私はサンタさんは絶対に存在する!!
と確信した出来事がありました。
母の提案によりたくさんの家にプレゼントを配るサンタさんへ、その労力をいたわって母とクッキーを焼くことにしました。
牛乳とクッキーを暖炉の近くのテーブルに置いて、そこに手紙を添えて眠りにつきました。
クリスマス当日、ワクワクしながら朝起きると
なんと
クッキーがかじられていたのです!!
それに
牛乳も一口飲んでくれていたのです!!!
当然サンタさんは煙突から入ってくるので暖炉に目をやると
煤(すす)や埃が周りに落ちていました!
それに手紙に
「Ho ho ho!! Merry Christmas!! from Santa」
と書き足されていました。
これは、確実にサンタさんが家に来たという決定的な証拠でした。
嬉々としてそれを両親、そして姉に話し最高のクリスマスを迎えたのでした。
夜は家族団欒、母の特製クリスマススペシャルメニューを食べたり
友人ら家族と共に過ごすのが我が家の毎年の決まりでした。
キリスト教圏では、イエスの誕生を祝う日にはやはり家族と過ごすのが通例です。
なので日本ではクリスマス前になると人恋しくなったり、恋人とデートしたり…という「恋愛」が絡んでくる光景がとても不思議でした。
マリアは淑女なので、そんな尊い日に何故日本人はラブホテルがどこも満席なんだろうと中学生になる頃までずっと思っていました。(笑)
…と余談はさておき。
サンタさんの存在を完全に信じたクリスマスの翌年、
トイレで用を足していた(しかも大きい方)父に呼び出されました。
すると、
父「ちぇりえ、サンタさんって実はいないんだよ」
私「えっ??でもサンタさん去年来たよ!!」
父「あれはね、ママがクッキーをかじって、牛乳を飲んで暖炉付近を細工したんだよ。黙っててごめんね。」
私「…。(絶対嘘だ!!)」
と母に泣きつき、父から聞いた話をそのまま母に伝えると
母「そうなのよ!本当はパパがクッキーかじる予定だったんだけど、パパ寝ちゃったからママが仕方なくかじったの!甘いもの嫌いだから大変だったわ〜!」
私「でも、でも、暖炉の埃は??手紙もくれたよ?(半泣き)」
母「ちぇりえ、ごめんね。でもサンタさんはいないの!成長した子には伝えないといけない決まりなのよ。」
と打ち明けられたのでした。
大ショックを受けた私は、しばらく唖然としますが
あることに気がつきます。
私「あれ??なんでパパはトイレでそれを言う必要があった??」
ということで、
私のクリスマス、サンタクロース事情でした♪
後々聞いたら両親が用意をするのが面倒になったから打ち明けたということでした。
(悲しい)